2000年7月7日金曜日

誰でも正解できるクイズ【解答】02-04


正解!

 
仲間はずれは『華さやか』!
他の3品種が草型「穂重型」なのに対して、『華さやか』だけは「偏穂重型」です。
細かい草型の違いをしっかりと把握しているとは…やりますね!

仮に同じ収量を持つ品種でも、1つの穂につく籾の数は少ないながら穂の数が多かったり、もしくは1つの穂につく籾の数が多くて穂は少ない…など、穂の形態が違います。
これを草型として

穂の数の多い「穂数型」(1つの穂あたりの籾数は少ない)
1つの穂あたりの籾の数の多い「穂重型」(穂数は少ない)
そして中間に当たる「中間型」

として判別しています。
小さな穂をたくさん持つ「穂数型」と、大きい穂を少数持つ「穂重型」の方がわかりやすいですかね。(両者の中間が「中間型」)

『出羽燦々』『五百万石』『ひだほまれ』は「穂重型」ですから、穂の数は少ないながら1つあたりの穂につく籾の数が多い(穂が大きい)品種と言うことですね。
『華さやか』は「偏穂重型」ですので他の3人よりは穂が小さめで、数も少ない(「中間型」寄り)と言うことですね


『華さやか』のプログルテリン(胚乳タンパク質)を知っていてこれを選んだ方がいれば…
かなりのやり手ですね…!











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