2000年7月7日金曜日

誰でも正解できるクイズ【解答】02-03


正解!

 
仲間はずれは『ひだほまれ』!
他の3品種が穂発芽性「やや難」なのに対して、『ひだほまれ』だけは「やや易」と判定されています。
収穫期の倒伏や長雨による品質への影響に関係する穂発芽性、その耐性をよく把握できていますね!

収穫期に穂がつき、重くなることに加え、そこに雨や強風で負荷がかかると、茎が弱い品種などは倒伏してしまいます。
地面に付いたり、水に浸ったり…「米」は稲の「種子」ですから、それでは種まきされたのと同じような状態になってしまい、穂に付いた状態のまま芽を出してしまうことがあります。
そんな「穂発芽」をしてしまうと、食べられないわけではないのですが等級は下がりますし、食味や品質に大きな影響を及ぼします。
ですから「穂発芽しにくい」品種であればそれに越したことはなく、『コシヒカリ』が倒伏しやすいながらも普及できたのはこの穂発芽性が「極難」と非常に発芽しにくいのも大きいと言われています。

穂発芽しやすい『ひだほまれ』は他の3人に比べて刈遅れや倒伏に要注意、ということですね。













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