地方系統名
『岩手118号』
品種名
『金色の風』
育成年『平成28年(西暦2016年) 岩手県 県農業研究センター』
交配組合せ
『Hit1073×ひとめぼれ』
主要生産地
主要生産地
『岩手県』
分類『粳米』
「金色の風、『銀河のしずく』とともに”岩手県銀・金”、よろしくお願いします。」 |
黄金の國から全国へ美味しい新風を吹き込む。
岩手県ブランド米戦略”銀・金”の双璧を成す『金色の風』の擬人化です。
どんな娘?
銀河のしずくの妹(直接的な血の繋がりは無い)。
妹という立場ではありながら、自分が岩手県のトップに立たなくてはならないという重責に銀河のしずくの後押しを受けて頑張って立ち向かっています。
生真面目でちょっと神経質なところがあるせいで、何かをする際に少し手が縮み気味になり、成果が上がらないこともチラホラ…
ただしそれは自分の力を冷静に見つめ、対処しようと必死に頑張っている事の表れでもあります。
概要
高品質の『ひとめぼれ』(食味ランキング連続特A)の産地ながらも主力となる高品質かつオリジナルの品種が不在だった岩手県。
その岩手県が『銀河のしずく』に続いて打ち出す真打、それが彼女です。
品種名の『金色の風』は平成28年(2016年)12月8日発表。
平泉町の世界遺産・中尊寺金色堂やたわわに実った稲穂をイメージし、日本の食卓に新しい風を吹き込むという願いを込めて。
ロゴマークのデザインは(株)純情米いわてが手掛けました。
流線型の金色に彩られた風が一粒のお米をやさしく包み込むイメージを表現しています。
また、風が舞うように配置された10個の色面は、お米の美味しさを生み出す10のポイントを象徴しています。
(姉に当たる『銀河のしずく』と同じ…ようで同じでなかったりします。)
色 | ポイント | 意味 |
---|---|---|
紫 | ハイテク | 最新の科学技術を用いて開発 |
赤 | 太陽 | 稲の生長を促す輝く太陽 |
青 | 銀河 | 美味しいお米を育む銀河の夜空 |
濃い水色 | 空 | 澄んだ空気、爽やかに広がる夜空 |
緑 | 大地 | 元気な稲がすくすく育つ豊かな大地 |
黄緑 | 肥料 | 美味しいお米を育てる肥料設計 |
水色 | 水 | 清らかな水をたたえるたくさんの川 |
橙色 | 土 | たい肥や稲わら等による土づくりの徹底 |
桃色 | 人 | お米づくりに関わる人々の愛情 |
黄色 | 豊かな稔り | 黄金色に輝く稲穂の波 |
アミロース含有率は15%前後の低アミロース米…なのかどうかかなり微妙なライン(H26~H28平均で15.7%)。
(低アミロース米はアミロース含有率が15%以下のものを言う…と管理人は勝手に考えている)※コメント欄参照~解釈は様々あるようです~
母本の『Hit1073』は『ひとめぼれ』の突然変異、そして父本は『ひとめぼれ』と岩手県主力であった『ひとめぼれ』の低アミロース化改良品種”スーパーひとめぼれ”とも言えるでしょう。(下系譜図参照)だけど本当の”スーパーひとめぼれ”は他に居たりする。
ほどよい粘りとふわりとした食感、そして豊かな甘み。
農研開発の『ミルキークイーン』や北海道の『ゆめぴりか』、さらに同期では宮城県の『だて正夢』が同じ方向性…かな?
岩手県が満を持して繰り出した『金色の風』でしたが、多くの産地品種が高品質を謳うにあたって一種の登竜門、「特A」(基準米より特に良好)を狙う穀検の食味ランキングでは大苦戦を強いられています。
平成29年度に参考品種として参加しましたが、評価は上から二番目の「A」(基準米より良好)。
この年は正式参加となった『銀河のしずく』も「A」評価となり、岩手県はかなり肩を落としたことでしょう。
雪辱を誓ったであろう平成30年度も同じく参考品種として参加。
しかしながら上がるどころかさらに一段階下げて「A'」(基準米と概ね同等)とまたもや最高評価を受けられず。
元号変わって令和元年度は…なぜか正式参加なし。
一部報道では「審査の基準となる作付面積1,000haに届かず、参考品種は2年のみの審査の為、審査の対象にならなかった」と言っているところもあります。
ただ、作付面積1,000ha以下の品種なんていまやちらほら(福井『いちほまれ』、神奈川『はるみ』)ありますから、これは少し古い基準のことを言っており、正確ではないように思われます。
評価が散々だったことから新潟県の『新之助』のように、岩手県では食味ランキングには参加しないことにした…のではないでしょうか?(憶測です)
農研開発の『ミルキークイーン』や北海道の『ゆめぴりか』、さらに同期では宮城県の『だて正夢』が同じ方向性…かな?
もともと高品質米栽培でポテンシャルの高い岩手県。
この『金色の風』は「相対取引価格で全国5位以内」を目指すと言うほど意気込みと自信(?)を感じます。
『金色の風』『銀河のしずく』基礎能力の高い二種の新主力品種参入でこの米戦国時代に凱歌を上げられるかどうか、注目・・・でしたが
令和5年(2023年)時点で生産量は1,000トンを上限としてあまり拡大できておらず、苦戦が窺えます。
【何れも育種における試験値】
育成地に於ける熟期は『ひとめぼれ』内の「晩生の中」です。
稈長は約87.8cm、穂長は約19.8cmと『ひとめぼれ』並で、偏穂数型の品種です。
穂数も『ひとめぼれ』とほぼ同等ながら、1穂籾数が明らかに少ないとされています。(アミロース低減性遺伝子の副作用とのこと)
その為、千粒重は『ひとめぼれ』(22.5g)に比して重い23.1gですが、収量性は522kg/10aと『ひとめぼれ』(563ka/10a)に劣り、懸念材料の一つとされています。
また、前述の通り長稈の部類に入るため、耐倒伏性は「やや弱」との判断で、この倒れやすさも欠点とされています。
葉いもち圃場抵抗性は「やや弱」、穂いもち圃場抵抗性は「中」で、真性抵抗性遺伝子型は【Pii】と推定されます。
耐冷性は『ひとめぼれ』並の「強(旧・極強)」と強いですが、高温耐性(高温登熟耐性)については「やや弱」と判断されています。(『ひとめぼれ』の高温耐性は「中」)
日本穀物検定協会の食味ランキングでは大苦戦*商品そのものの評価ではありません。
岩手県が満を持して繰り出した『金色の風』でしたが、多くの産地品種が高品質を謳うにあたって一種の登竜門、「特A」(基準米より特に良好)を狙う穀検の食味ランキングでは大苦戦を強いられています。
平成29年度に参考品種として参加しましたが、評価は上から二番目の「A」(基準米より良好)。
この年は正式参加となった『銀河のしずく』も「A」評価となり、岩手県はかなり肩を落としたことでしょう。
雪辱を誓ったであろう平成30年度も同じく参考品種として参加。
しかしながら上がるどころかさらに一段階下げて「A'」(基準米と概ね同等)とまたもや最高評価を受けられず。
元号変わって令和元年度は…なぜか正式参加なし。
一部報道では「審査の基準となる作付面積1,000haに届かず、参考品種は2年のみの審査の為、審査の対象にならなかった」と言っているところもあります。
ただ、作付面積1,000ha以下の品種なんていまやちらほら(福井『いちほまれ』、神奈川『はるみ』)ありますから、これは少し古い基準のことを言っており、正確ではないように思われます。
評価が散々だったことから新潟県の『新之助』のように、岩手県では食味ランキングには参加しないことにした…のではないでしょうか?(憶測です)
育種経過
岩手県において作付け面積全体の7割を占める『ひとめぼれ』は「極強(旧)」の耐冷性を活かし、冷害が多い当県における高品質米の算出に大きく寄与していました
県の1等米比率も2016年まで10年以上90%以上を維持するなど品質は高く、穀検の食味ランキングで『岩手県県南産ひとめぼれ』は同一品種同一産地最多の13年連続特A記録を持つほどです。
そんな高品質の岩手米ですが、市場取引価格は全国銘柄平均を下回り、全国上位の品種銘柄と比較すると1俵当たり3,000~8,000円もの価格差がありました。
これは山形県の『はえぬき』の状況と酷似していますが、高い玄米品質と食味評価を受けながら価格は安いという、岩手県からしてみれば適正な評価を受けていないと感じるに十分な状況です。
『ひとめぼれ』や『コシヒカリ』に替わって岩手県産米全体の市場評価を高め、かつそれら品種と同等の相対取引価格が期待できる岩手県最高級品種の育成が望まれていました。
『金色の風』はそんな岩手県において、県南部の特A評価栽培地向けとなる極良食味品種を開発目標に、(公財)岩手生物工学研究センターと岩手県農業研究センターの言わば”合作”で育成されました。
『金色の風』の交配母本は『Hit1073』、父本は『ひとめぼれ』です。
『Hit1073』は『ひとめぼれ』の突然変異低アミロース個体、『ひとめぼれ』は前述の通り岩手県の主力良食味品種です。
母本となる『Hit1073』の育成は、平成17年(2005年)から開始されました。
平成17年(2005年)、公益財団法人岩手生物工学研究センターにおいて2万個体の『ひとめぼれ』(の穎花)に対してエチルメタンスルフォネート(EMS)処理を行い、突然変異を誘発させます。
この年は9,300個体を栽植し、内2,709個体を選抜しています。
(ちなみに【12,000系統の『ひとめぼれ』突然変異系統から選抜】と各所で記述されていますが、「12,000」という数字は後にも先にも出てきません。『岩手118号』の育成には係わらない研究系統全体の事を言っているのかも知れませんが、兎に角ここでは『金色の風』育種論文に沿って記述します。)
平成17年(2005年)から平成19年(2007年)にかけては前述の2,709個体(系統)の突然変異系統について、各系統10個体栽植し養成が行われました。
平成20年(2008年)は栽植が行われず、種子の保管が継続されただけです。
保管年明けて平成21~22年(2009~2010年)の2ヶ年、岩手県農業研究センター圃場で有用変異体の選抜が実施されます。
ここでアミロース含有率が『ひとめぼれ』に比較して2~3ポイント安定して低く、食味官能値の高い『Hit1073』が選抜され、平成23年(2011年)は『Hit1073』のアミロース含有率の年次変動について確認を行っています。
時はほんの少し遡って平成22年(2010年)、育成された低アミロース系統『Hit1073』を母本、『ひとめぼれ』を父本とした人工交配(温湯除雄法使用)が岩手県農業研究センター作物研究室で実施され、3粒の種子を得ました。
同F1世代3個体は平成22年(2010年)12月から平成23年(2011年)3月にかけて温室内での養成が行われます。
翌平成23年(2011年)、F2世代76個体の中からMutMap法※により、アミロース含有率が『ひとめぼれ』比で2~3ポイント低い19個体を選抜します。
平成24年(2012年)F3世代は前述の19個体を19系統として養成し、19系統57個体が次年度の試験用に選抜されます。
平成25年および平成26年、生産力検定試験および特性検定試験に供試され、葉・穂いもち病圃場抵抗性検定、いもち病真性抵抗性遺伝子型の推定、生涯型耐冷性検定、穂発芽性検定及び食味官能試験が実施されます。
選抜課程としては、平成25年(2013年)F4世代は19系統57個体を19系統群57系統として系統養成されます。
この中から玄米品質あるいは食味官能評価の優れる12系統群12系統(各系統5個体)を選抜し、各系統群に『岩1229』~『岩1240』の試験番号が付されます。
平成26年(2014年)F5世代は、前年の12系統60個体を12系統群60系統として栽植します。
そしてこの中から、出穂後の枯れ上がりが少なく、草姿の優れる『岩1237』1系統5個体が選抜されます。
平成27年(2015年)、直近2ヶ年の試験の結果『岩1237』は熟期、いもち病抵抗性、耐冷性といった特性が『ひとめぼれ』並であり、食味は『ひとめぼれ』に優るとの判断がなされ、『ひとめぼれ』を超える極良食味の晩生品種として期待できると判断されます。
『岩手118号』の地方系統名が付され、奨励品種決定調査供試系統として配布されることになりました。
奨励品種決定調査は岩手県農業研究センター(北上市)で基本調査が実施され、そのほかに奥州、一関の2箇所で現地調査を実施しています。
この年のF6世代は前年の1系統5個体を1系統群5系統として栽植し、1系統10個体を選抜しています。
平成28年(2016年)も奨励品種決定調査を継続します。
基本調査に加え、金ケ崎(農業大学校)、奥州、一関の3箇所で現地調査を実施しています。
ちなみにF7世代は『No.1』~『No.10』の10系統を栽培し、内『No.5』が廃棄されます。
しかしながら新たに1系統が養成された(育成系統図では元の『No.9』から新系統『5』『9』に分離したようにも見えるが明記されていない)ので、最終的に全体で年度当初と同じ10系統を維持しています。
そしてこの年の12月に『金色の風』との名称が発表されました。
育成地での調査結果及び奨励品種決定調査の結果、『岩手118号』は『ひとめぼれ』と同等に良質で、強い耐冷性を有し、『ひとめぼれ』を上回る食味を持つ系統であることから、平成29年2月に岩手県の奨励品種に編入することが承認されました。
ただし試験の結果、やや長稈で倒れやすいことと、収量が『ひとめぼれ』に劣ることも明らかになっています。
若干若い気もしますが、ほぼ『ひとめぼれ』同士の掛け合わせなので固定も早いという事でしょうか?
県南の『ひとめぼれ』特A評価地区に置き換わっての普及を見込み。
でしたが、令和5年(2023年)の全農岩手県本部発表によれば、『金色の風』の生産量は1,000トンを維持するとのことで、かなり生産量は制限する方針のようです。
系譜図
岩手118号『金色の風』系譜図 |
参考文献
○「金色の風」開発の物語:http://www.iwate-kome.jp/konjiki/
○やや低アミロース性の主食用水稲品種「金色の風」の品種特性:岩手県農業研究センター・岩手生物工学研究センター
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アミロース含有量は登熟気温に大きく左右されるので、「低アミロースはアミロース含有量15%以下」という定義は語弊がありますね。それを言い出してしまうと青森県の代表的低アミロース品種「ほっかりん」は年次変動でアミロース含有量18%程にまで達することもありますし……。
返信削除農林水産省の審査基準(http://www.hinsyu.maff.go.jp/info/sinsakijun/kijun/1440.pdf)では粳米の胚乳のアミロース含量を9段階で定義していて、「きらら397」「ななつぼし」等を「5型」、「コシヒカリ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」等を「4型」、「おぼろづき」「ゆめぴりか」「ほっかりん」を「3型」、「ミルキークイーン」等を「2型」としています。ここから考えると、アミロース含量が1~3型に分類される粳米が一般的に「低アミロース米」と呼ばれ、6型以上に分類されるものが「高アミロース米」、その間が普通の粳米と言えると思われます。
で、このアミロース含有量の型は原因遺伝子である程度は決まるのですが、「金色の風」の場合は既知の原因遺伝子とは多分異なる変異が原因でアミロース含有量が下がってるので、今のところはまだちゃんと3型以下の分類になるかは審査待ちになるのでしょう。
個人的感想だと、主力品種とのアミロース差を見るに「ほっかりん」と似た雰囲気のアミロース含有量に見えるので、おそらく3型に分類される低アミロース品種……といえるのかなと思います。
登熟気温にアミロース含有率が左右される(低アミロース性に由来する遺伝子の種類にもよりますが)のはその通りでして
削除分類もその通りですが
『低アミロース米』と呼ばれるにあたり、育種段階での公表値の段階で15%を切らない品種は今まで知らなかったのでこのような表現になっています。(あとは”スーパーライス計画”での呼称に準拠しました。)
育種論文が公表されればその変動状況もはっきりするかと思いますが、理想の標準栽培で15%超えとなると『低アミロース米』と呼ぶには微妙かな…というところです。
一世代前の低アミロース米は特に登熟気温による変動が顕著なものが多いですが、我が山形県の『里のゆき』ちゃんのように気温に左右されにくい品種も多く…なっているのでしょうか?
言われてみれば、食材としての「低アミロース米」のアミロース含有率は、稲の品種特性としての胚乳アミロース含有率の決定のされかたとはまた別の概念ですね。アミロース3型でも『おぼろづき』が堂々と低アミロース名乗っているのに対して、『ゆめぴりか』は極良食味を名乗ってますし……ただ、個人的立場としてアミロース3型&育成地成績でもアミロース含有率15%の『ほっかりん』を「低アミロース」として世に出している青森県の肩を持ちたくなっただけなのでお気になさらず……青森県には『ミルキークイーン』のwx-1(t)持っていて含有率10%前後のアミロース変動しにくい『あさゆき』というちゃんとした低アミロースもあるのでいいんですけどね。。
削除『金色の風』は『ほっかりん』方向と言うより『ゆめぴりか』方向なので、おっしゃる通り低アミロースというより極良食味で宣伝するのかもしれませんね。
う~む…やはりそちらの分類で統一した方が分かりやすいですかね…?
削除世の中では『コシヒカリ』ですら”低アミロース米”と呼ぶ人までいて(低目ではあるんですが)なんとも乱用が目立ちます…
で!
『ほっかりん』ちゃんは育種論文未見なんですけども、公称アミロース含量は15%なんですか?
青森県のホームページでは『まっしぐら』より4%程度低い、とされていて…
『まっしぐら』の育種論文内では公称アミロース含量が18.1~18.5%だったので…
勝手に14%弱くらいだと思ってました。
「ほっかりん」のアミロース値については、こちら( http://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/to-noken/DB/DATA/064/064-003.pdf )を見て15%……と思い込んでいたのですが、見ての通りこのデータを取った育成地である青森県産業技術センター藤坂稲作部のある十和田は寒いためアミロースが高めとなるので、多分津軽で育てればもっと低くなるのかなぁと気づきました。
削除イネ品種データベースだと以下のリンクのようなデータになっており(こちらも藤坂稲作部)、年次変動の関係で平均の取り方次第では14%程になるけれど、少し寒い年では17,8%にもなるようです(もっとも、そんな年は「まっしぐら」も20~22%なので「まっしぐら」より4%低いという表現は間違っていない)
http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=FKE02220
つまり彼女の場合は主要作付け地域及び育成地である下北半島~県南の寒さが激しいところでは、きっちり「毎年15%以下」とは約束できない(うまく統計を工夫すれば15%切っているように見せられる)けれど、同地域の主力である「まっしぐら」よりは確実に低くなるので「低アミロース品種」として扱っているのでしょうね。