2016年12月2日金曜日

熊本2号~森のくまさん~ 【特徴・育成経過・系譜図・各種情報】

地方系統名
 『熊本2号』
品種名
 『森のくまさん』
育成年
 『平成8年(西暦1996年) 熊本県 県農業研究センター農産園芸研究所』
交配組合せ
 『ヒノヒカリ×コシヒカリ』
主要産地
 『熊本県』
分類
 『粳米』
森のくまさん「……」

森のくまさん!
熊本県のエース米だよ!





どんな娘?

謎多き熊本県のエース米。くまさん三女の長女。

身振り手振りで自分の意志を伝え…ようとしているのだが、それをちゃんと理解できる他者は少ない。話すことが出来ないのか、もしくはしないだけなのかは不明。
同郷の『くまさんの力』(最近では『くまさんの輝き』も)は謎の力で一言一句違わず彼女の話を理解することができ、彼女の言葉を代弁することが多い。

ちなみに血の繋がりとしては『ヒノヒカリ』の方が濃いはずだが、むしろ『ヒノヒカリ』は勘違いした理解をすることが多い。


概要

森の都熊本県で生まれた『森のくまさん』、『「森の(都)」「熊(本)」で「(生)産」されたお米』から『森のくまさん』と名づけられました。

熊本県を代表する米であり、かつユニークな名前、かつくまモンも相まって色々と有名なお米です。
母方『ヒノヒカリ』、父方『コシヒカリ』とエース米同士の交配から生まれたサラブレットな彼女(こんな恰好でも米っ娘ですから)は有名なだけではなく食味も優れています。

ここでひとつ長くなりますが
Wikipediaではヒノヒカリ」「コシヒカリ」を親として作出されたF1個体にコシヒカリを戻し交配して作出。
…一体この記事を書いた方はどこからこの情報を引っ張ってきたのか不明です。
ネット情報社会の恐ろしさですね…wikiを見た人は間違いなく誤解するでしょうし、これを引用したホームページも多々…こうして間違って広がっていく情報…
ちなみに
熊本県農業研究センター農産園芸研究所論文『水稲新品種”森のくまさん”の育成』内ではヒノヒカリとコシヒカリの交配の後は後代の個体選抜しか記載されていません。
『ヒノヒカリ×コシヒカリ』F1個体へのコシヒカリ戻し交配などどこにも出てきませんので、明らかにwikiの記述は誤情報ですね。
ヒノヒカリがコシヒカリの子品種ですから、そのあたりを戻し交配と勘違いしたのでしょうか…?うーんしかしわざわざF1個体に戻し交配なんて言ってるんだから…とは言え単なる間違いか

『「森のくまさん」は母本「ヒノヒカリ」父本「コシヒカリ」を交配して作出』これで間違いなく正解です。

さらに
Wikipediaではまた、イモチ病耐性にも優れている。
森のくまさんは葉いもち、穂いもち共にヒノヒカリと同等の「やや弱」なんですが…もうなんなんだよWikipediaって感じなんですが…これも私の不勉強?

さて
販売ページを見ていると『2012年に日本穀物検定協会の食味ランキングで非公式で1位となった!』との売り込みがだいぶ多いです。

「2012年産米で実施した128点の食味官能試験では、熊本の『森のくまさん』が最高点で、特に味が高く評価されました」(日本穀物検定協会常務理事・齊藤豊さん(当時))

平成26年度までは特A評価を5年連続で受けており、その実力は疑いようがありません。(ただ…平成27年度産は…残念)

森のくまさんの知名度の高さ、実力のせいで後輩品種『くまさんの力』が惨敗するという熊本県にとっては嬉しいような悲しいような事件も…


育種経過




系譜図


熊本2号『森のくまさん』系譜図

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