平成15年に新品種開発プロジェクトがスタート。(したらしい)
『高温に強い米』と『コシヒカリを改良した米』を交配した、との記事や、富山県の説明資料では『コシヒカリ』に『耐倒伏性・耐高温性・耐病性に優れる品種』を交配…となんともモヤモヤした説明ばかり…なんなんだ?
一番詳しい?のはJAみな穂?ですがそれすら
F1?【『ハバタキ由来の暑さに強いイネ』×『いもち病に強く倒れにくい改良コシヒカリ』】×『いもち病が悪化しにくい改良コシヒカリ』
……曖昧が過ぎませんか!?
とにかくインディカ米の改良種『ハバタキ』が絡んでいるということはわかりましたが…
ちなみに
富山73号からの交配情報を見るに、近年富山県は『コシヒカリ』や『てんたかく』の戻し交配を多用しているようですので、改良コシヒカリという文字が乱立しているあたり、これらを親品種にして…いるのかもしれません。
となると『富富富』は、『コシヒカリ』にいもち病抵抗遺伝子のみを導入した『コシヒカリBL』のような極『コシヒカリ』に近い『コシヒカリ改良品種』と推測できます。
選抜には遺伝子解析技術が用いられ、開発労力と期間の短縮が図られたそうですが、その割には育種期間は「15年間」とされておりかなり長い印象。(戻し交配なら選抜の際に労力の縮小には繋がったのでしょうけども…)
…曖昧が過ぎるぞ富山県。
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