酒造好適米の育成年と直接交配親の関係の図です。
なお正確には品種化、地方系統名付与前の系統が交配に使われていることが多々多々ありますが、便宜上すべて最終品種名を用いています(だってそのほうがわかりやすいでしょうし?ちゃんとした交配親は公式情報ちゃんとありますし?【言い訳】)
こうして作ってみると「現代の酒米品種の多くに雄町の血が流れている」って言われてもぱっとしないですね・・・(すべては「雄町=短稈渡船」とかいう超絶雑な理論のせいなんでしょうけども)
現代で我々が目にする「雄町」は岡山農試の『雄町2号』でしょうから、実際「雄町の血を引いている」のは北海道の『きたしずく』くらいでしょうか?
まあ山田錦の子孫を雄町の子孫とするのは、藤坂5号の子孫を愛国の子孫というようなノリですからねぇ……(そもそも藤坂5号の子孫品種が多いことが話題にならないのは禁句)
返信削除まぁ正直言ってうちの『つや姫』の「山形県が生んだ亀の尾の血を継ぎ~」的な宣伝もしているので、あまり大きな声で言えたことではないのですが・・・(そんなこと言ったらほぼ全部継いでるやん?的な)
返信削除現代の栽培品種『雄町2号』と、在来品種群『雄町』がごっちゃな感じはやはり気になるんですけども・・・(私怨)
「チンパンジーは人間の先祖です」みたいに感じます(個人の意見)