2018年4月24日火曜日

よく言われる『米離れ』を考えてしまった…

日本穀物検定協会の食味ランキング
四コマが全然進んでいないのですが…ちょっと米離れを考えてしまうようなことがあったので…
と言うのも
漫画の中のおにぎりが非常に不味そうですが、それは作者の画力の問題です。
現物の「見た目」はおいしそうでした。
てなことがあったのです。

冷めていた、ということもありますが
たしかに菜の花自体がほろ苦いのはあるのですが
それにしてもマズイ…
噛めば噛むほど、なんと言うんでしょう、米の「味のなさ」が際立っていく感じが…


正直私自身、味覚はあまりよくない自覚があります。
ただなんとなく美味しい、美味しくないが分かる程度で、香りが~とか、風味が~なんて感じて食べているわけではありません。
そのためこのブログでも味についてはあまり具体的に書いていません(書けません)。
ですが
それでも確かに「美味しい米」「美味しくない米」ははっきり分かっているつもりです。


不味い米だとたとえ丼モノ(牛丼・豚丼・親子丼・海鮮丼etc…)でもよほど味付けが濃くない限り、なんだかおいしくないですよね?
海沿いの観光地で「新鮮な魚介類を用いた海鮮丼!」なんて謳っているものを、期待して食べてみると実際は「ええ…?美味しくない…」なんて思ったときがあったんですが、やっぱり米がまずいんですよ…
おかず(刺身は特に!)は必ず米と一緒に掻っ食らいたい性分なもので、余計に米が不味いと美味い料理(おかず)もなんだか価値が半減した気分になります…
一時期、「不味い米でも丼モノなら味をごまかせる!」なんて思っていた愚かな時期がありましたが、そんなことはないですね(と、管理人は思っている)。


『日本人の米離れ』なんて言われて久しいですが、味覚を育む重要な時期である小学校成長期の子供たちはこんなご飯を食べているのか…と。
米どころ山形、安くても一流のお米はえぬきを要する山形、そんなことを言っても教育現場で出ているお米がこんな残念なものとは…美味い米も食わせないで米離れを嘆いているって…なんだそれ!?って思ったわけですよ。

私が小学生だった時もこんなものだったのかな…と思い返してもわかるものではないですが

米離れを防ぎたいのならば、小さい頃から

ご飯=美味しいもの

と認識してもらうのが一番のはずで、それには義務教育の小学校の給食は重要であるはずなのに…
いえわかっているんですよ。

単純に、給食費は保護者負担がありますから、家庭の事情を考えればそう軽々に高くはできないってことも
じゃあ公的な補助(予算)があればいいじゃないかって話になるんですが
得票数にもつながらず、関連予算額ばかりが増大する教育関係に政治家が力を入れないということもわかってますし
結局、得票数につながらないってことは、日本国民の大半が(親御さんは自分の子供が手厚い教育を受けること自体には興味はあるんでしょうけど)、肝心の教員の待遇改善や、教育関連の予算増より、自分の年金や補助金、労働環境関係に関心があることもわかってます。


モンペ(モンスターペアレンツ)なんてのが言われるようになってだいぶ経ちますが、サービス残業ばかりやらせる公的ブラック企業の小中学校(教員には残業代は出ません)で、それでも必死に働いている教員の皆さんに噛みついてないで、まずは政治家に噛みつけばいいのに…なんて思ったりしてます。


今年度からいよいよ減反が廃止ですが
ほぼテレビで取り上げていないように感じますが、種子法も廃止されていよいよ日本の農業も新しい局面を迎えます。


誰だって安心・安全な農作物を、美味しい農作物を、求めているはずです。
そしてそれが安定して供給されることを求めているはずです。

その癖に一般大衆は
世界でも日本の農家の収入額に占める補助金の割合は低いというのに、「日本の農作物は補助金漬け」という一部の人間(そしてマスゴミ)の妄言に振り回され、そのただでさえ少ない補助金を減らす事を称賛しています。

種子法の廃止に関してはこんな動きも
62の地方議会は国に対して種子法廃止に対する対応を!ということで意見書を提出。



話がずれずれ、ブレブレになりましたが…
まぁ何が言いたかったかというと

学校給食くらい美味い米食わせてやれよ!

米離れ?こんな不味い給食じゃそりゃそうだろ!


です。
(米離れ自体そんな単純な原因で語れるものではないことは重々承知していますが、まず原因の一端ということで…)



じゃあ管理人も四コマくらいすぐ描いたらいいんじゃないかな?
「食味ランキングにこだわるな」みたいな論調の割に特A落ちにばっかり注目した漫画しか上げてないですよね…?

…いやさ…いろいろあるじゃん?

いろいろ?

…描くぞー!


(これを聞くのは何回目でしょうか?)

3 件のコメント:

  1. 山形の小学校でさえご飯が美味しくないのですか…。それは非常に残念ですね。自分が小学生の時の給食はどれも熱々で全体的には美味しかったのですが、おかわりはパン食の時の方が人気だった気もします。
    もう少し大きくなってから、初めてつや姫の塩おにぎりを食べた時に、こんなに米には味があって美味しいのかと驚いたものです。それまではふりかけのない白米なんて嫌い!と言っていたくらいですから、美味い米を小さい時から食べさせるというのは大事だと私も思います。

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  2. 山形県は政策的にまだがんばってた方だと思うんですが……残念ですね。米飯の均質な大量調理は、同じ人数分のパンを均質に調理するよりも、技術的に難しくコストもかかるのでしょうがないところもあるのかもしれませんが。
    私(京都育ち)も、子供の頃は学校のご飯より自宅の玄米ご飯(withごましお)が好きでしたね……。もっとも、記憶の中での一番まずい米は某大学の学食のべちゃべちゃご飯(「ななつぼし」使用と書かれてた。多分ほぐしをろくにしないで長期間加熱保温したのだと思います)ですけど。
    給食のご飯の味が落ちるのも、ひょっとするとこの辺りが原因なのかもしれません……学校に届く前の保温箱に入れる時にはほぐしているはずですが、配膳時にちゃんとほぐす指導ができる教員は少ないと思いますので。そこも含めた食育が必要かも。

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  3. 桃陣さん
    そう言えば私も小学校の頃の給食って、白米が余った時、なかなかお替りする人がいなかった記憶があります…
    美味しくなかったのかなぁ…
    美味しいお米って白米だけでイケますもんね

    Kayさん
    ごはん~お米~の難しいところはそこですよね…
    パンを作る工程を考えたらごはんを炊くのなんて極簡単なものですが、むしろ食べられる形態になってからの保存と流通の点において、パンに対してはるかに劣る(難しい)のが実情なんですよね…
    難しい…本当に難しい…

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