2018年4月14日土曜日

岩手県無念…金色の風・銀河のしずく・県南産ひとめぼれ総じて特A逃す 平成29年度日本穀物検定協会食味ランキング






平成29年度日本穀物検定協会食味ランキング


もう何と言っても平成29年度は『魚沼産コシヒカリがA評価!特Aを逃す!』という話題で持ちきりですが…
平成15年に唯一冷害で食味試験が行えなかった以外は、平成6年より22回の特A評価、平成16年より13年連続の特A記録を持つ『岩手県県南産ひとめぼれ』がさら~~~~~っとA評価になっています。

さら~~~~っと「岩手県、特A銘柄ゼロ」と『金色の風』や『銀河のしずく』のA評価とひとくくりにされていてなんだか不憫…
いや無論岩手県の将来を担う銀・金コンビのA評価は大事件なんですが…
これもまた高品質ながら低価格に甘んじている『山形県産はえぬき』の親戚、『岩手県県南産ひとめぼれ』の現状でしょうか…



食味ランキングの連続特Aで有名なのは
特A制定の平成元年より唯一の28年連続特Aとして有名な『新潟県魚沼産コシヒカリ』
そして
登場以来22年連続、魚沼産コシヒカリに次ぐ連続特A記録を持っているとされる『山形県産はえぬき』
この二大銘柄でしょうか?(後者は有名かどうかは知らない(酷い…))

※『宮城県産ひとめぼれ』について宮城県は「冷害で不参加の平成15年を除いて平成6年から平成27年まで連続特Aとか言ってた(らしい)んですが…特A獲得しているのが銘柄変わり過ぎなので…これはちょっと論外ですね(管理人の偏見)


話戻って
◯『新潟県魚沼産コシヒカリ』の28年連続も内訳は
『コシヒカリ』…………16年連続
『コシヒカリ新潟BL』…12年連続
と、厳密に言うと『品種』が変わっていますし
◯『山形県産はえぬき』の22年連続特Aも、内訳は
『山形県内陸産はえぬき』…15年連続
『山形県産はえぬき』………7年連続
と、厳密に言うと産地銘柄が変わっています。

さらに
基準米が
平成元年~平成13年が『日本晴』
平成14年~平成17年が『日本晴&コシヒカリ』ブレンド
平成18年~平成29年が『複数産地コシヒカリ』ブレンド
となっており、食味ランキングの最初のころはコシヒカリに比べて相対的に食味の劣る(と言っていいのかどうかわかりませんが…)日本晴だったことにも注意は必要。




そんな中『岩手県県南産ひとめぼれ』は言葉通り平成6年から一貫して『岩手県県南産ひとめぼれ』一本(なのかな?)
近年の『魚沼産コシヒカリBL』が12年連続特A、『山形県産はえぬき』が7年連続であることを考えると、『岩手県県南産ひとめぼれ』の13年連続特Aは素晴らしい記録のはずです…が
まぁ誰も注目していません。
見事なくらい注目していません。

当の品種『ひとめぼれ』も
つい最近宮城県が首都圏が行ったアンケートでは
【この米の産地のイメージは?】という質問で
『コシヒカリ』に関しては80%の人が『新潟県』と回答したのに対して
『ひとめぼれ』は『特定の産地イメージ無し』が最多の40%を占め、本命の『宮城県』と答えたのは15%にとどまるという惨状…


おそらく
山形県産はえぬきと同様、良品質の業務用米としての確固たる需要があるため、食味ランキングの評価に右往左往する層が顧客でないことの表れなのかな?と思ったり

ただ逆に、食味ランキングの評価に右往左往する可能性のある層をターゲットにしている『金色の風』『銀河のしずく』のA評価は岩手県にとっては苦い思いをしていると思われます。
『銀河のしずく』は
ただ、新潟県の新之助は食味ランキングに不参加であり、当事者の日本穀物検定協会も食味ランキングに対する過熱ぶりに少し辟易している感もあり、食味ランキング一辺倒でブランド化を狙う時代でもなくなってきているのかもしれません。



産地地区品種名H29評価H28評価H27評価
岩手県県中あきたこまちAA特A
県南ひとめぼれA特A特A
県中ひとめぼれA特AA
銀河のしずくA--
参考品種金色の風A--
秋田県県北あきたこまちAAA
中央あきたこまちAAA
県南あきたこまち特A特A特A
中央ひとめぼれAAA


がんばれ!ひとめぼれ!


『秋田県県南産あきたこまち』が6年連続の特A獲得です。
秋田県の次世代の高級路線米品種はいつ発表だ!?



○日本穀物検定協会 食味ランキング


食味ランキング特Aランク年次表

H28年度結果 

01.はえぬき陥落02.特A陥落者たち03.ひとめぼれ 宮城県産特A陥落04.コシヒカリ 特A堅持05.青天の霹靂 2年連続特A06.ヒノヒカリ つや姫 あきたこまち特A獲得も…07.特A評価復刻組08.新規特A獲得組09.特A獲得堅持組

H29年度 

H29結果総覧
魚沼産コシヒカリ 特A陥落

2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    確かに食味ランキングが「米自体」の味の参考程度にはなりますが、特Aの品種だけが美味しいという訳でもないですね。好みやおかずと一緒に食べる時の相性もあるでしょうし…。
    何より首都圏で実施したアンケート結果に驚きです…!言われてみれば私の周りの方も「米といえばコシヒカリ、あきたこまち…」と口を揃えますね。年配の方ならササニシキが入ることもありますが、現在の宮城県ではひとめぼれが主力であることはあまり知られていないようです。

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    1. かく言う私も『ひとめぼれ』と言われて『ここだ!』という産地は今のところ『岩手県』です(笑)

      コシヒカリに次ぐ作付面積・検査数量第二位のひとめぼれ!、南は沖縄から北は青森県まで作付けされているひとめぼれ!…ですが、やはり器用貧乏のような印象があるのは否めない気もします…
      やはりちょっとかわいそうな娘です…

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