2018年2月28日水曜日

コシヒカリ産地偽装?中国米混入? 週刊ダイヤモンド・JA京都・京山騒動 悪魔の証明



これを【京山・JA京都擁護】と取られるかも知れませんが、私のことをそう思われた方にはぜひご意見をお聞かせ願いたい。教えてもらいたい。
以下の内容、そして次回の内容を踏まえて、なお「京山が偽装を行った」「JA京都がそれに加担した」と断ずる、疑うに足る客観的事実はなんなのか。
あくまでも”客観的””事実”です。(大事なことなので二回(以下略






さて
だいぶ旬を逃してしまいましたが、一時期ネット?を騒がせたこの問題について、情報は出揃ったように思えるので書いてみたいと思います。

”悪魔の証明”以下の論ばかり展開するマスゴミにはほとほとあきれ果てます。


〇米卸会社が偽装?中国産米が混入されている?
肝心のお題は
2017年2月13日、週刊ダイヤモンド(2月18日号)が報じた
食品偽装!?国産コシヒカリに中国産米が混ぜられている!?
というヤツです。
JAグループ京都の米卸「京山」が販売する4つの製品について、産地判別検査を行ったところ、3つの製品について中国産米が混入されているという結果が出たぜ!ヒャッハー!(ダイ○モンド)
というヤツです。
『「京山」と「JA京都」は潔白を証明しろ!(ダイヤモンド社が失わせたくせに)消費者の信頼回復に向けて行動しろ!』と息巻いています。


〇(いろんな意味で)疑惑の検査結果がコチラ↓
魚沼産コシヒカリは”国産”とされているものの「他府県産のコシヒカリである可能性が高い」という事が書いてありました。


商品名品種(正式ならば)食味スコア最高鮮度比率未熟米比率中国産米混入比率
滋賀こしひかりコシヒカリ8015.3%3.6%10粒中6粒
京都丹後こしひかりコシヒカリ800.0%2.1%10粒中3粒
魚沼産こしひかりコシヒカリBL(IL)8219.4%1.6%10粒中4粒
新潟産こしひかりコシヒカリBL(IL)8466.7%2.2%10粒中0粒

これは週刊ダイヤモンドの記者が、「京山」が販売していたコシヒカリ4袋(上記)を「京都ひがしやまいちば楽天市場店」で購入し、産地判別で実績のある同位体研究所に検査を依頼したもの。
これをもって週刊ダイヤモンドは鬼の首を取ったような大騒ぎ。
京山がJA直下の米卸?ということでJA京都なども偽装にかかわっていたのではないかと露骨に暗に書きたてました。
この第一報だけを聞いたネット上の人々からも「またか」「やはり」といった反応も多々…
しかし現状週刊ダイヤモンドが盛大にやらかした(誤報)可能性が非常に高いようです。

〇事の顛末を時系列に…寸劇

事の始まり(実際はこれより前に色々もめてたんですが…割愛)
○2017年2月2日~
【週刊ダイヤモンド】
京山さん、JA京都さん、あなたがた中国産米を国産米に混ぜて売ってませんか?
【米卸会社「京山」】
…は?中国産米?
…いえ、そんなことはしていませんわよ。
【JA京都中央会】

そんなことしてないわよ~






○2017年2月10日
こんばんは。
【京山】
…あら?
なにかしら?
【近畿農政局】
米トレーサビリティ法に基づいた立ち入り検査です。
ご協力を。
ええ?今18時30分ですわよ?
明日では駄目ですの?
詳細は話せません。
ご協力をお願いします。
う~ん…?(何事ですの?)
兎に角、米トレーサビリティ法に基づいているならば協力させていただきますわ。
よろしくお願いしますわ。






○2017年2月13日
【週刊ダイヤモンド】2月18日号
京山のコシヒカリに中国産米が混ざっていたぞ!
食品偽装だ!産地偽装だ!JAの陰謀だ!ヒャッハー!京山の回答?んなもん嘘に決まってんだろ?
【京山】
ええっ!?そんなわけありませんわ!
回答でも否定しましたのに…






○2017年2月15日~2月20日
まず在庫調査は進めるとして、JAグループ京都にも立ち入り調査を依頼しましょう…
(輸入してもいない中国産米がどうして…?)
【JAグループ京都】
あら~困ったわね~
農協監査士等を派遣して調査を行うわ~
(JAグループ京都は2月15日にダイヤモンド社を民事提訴済み)
………
(調査中)
………
(調査中)
やはり在庫管理データや在庫状況を見ても中国産米や産地不明の米はありませんわ…
営業倉庫内にも中国産米の保管はなかったわ~
京山の過去5年間における中国米の仕入・販売状況からも混入させるような中国産米の存在はないわね~
2012~2013年に仕入れた中国産米は中国で包装済みで、かつそのまま売りましたし…
2014~2016年はそもそも中国産米を仕入れていませんわ。






○2017年2月21日~2月24日
【農林水産省】
え?食用の中国産米…の短粒種?
最近で輸入実績があるのは2012年と2016年だけですが?
【JAグループ京都】
って農水省のHP「輸入米に係るSBSの結果の概要」に書いてあったわ~
【京山】
2016年の輸入米も業者の手元に渡るのが2017年2月末ごろ…結局私たちが中国産の短粒種を混ぜるなんて物理的に不可能じゃありませんの…
それと~
2016年11月から2017年1月末までのすべての品目の玄米・精米の状況について調べ終えたわ~(2月24日)
やっぱり~
中国産米や産地不明米の混入はないわね~







○2017年2月27日~3月22日
【弁護士①】
元最高検察庁検事の弁護士です。
【弁護士②】
同上
【JA全農】
他、行政も立ち合いのもと伝票や入庫記録を用いて確認し、産地再判定用のサンプルを日本穀物検定協会に提出します。
【京山】
よろしくおねがいしますわ…
尚、DNA検査、重元素同位体検査用のサンプル採取も弁護士立会いの下行います。
【ダイヤモンド社】
そ~・・・(チラッ)
あ!ダイヤモンド社!
今日付で告訴状を京都地方検察庁に送付しておきましたわよ!
べ…べっつにー?
農水省の検査が入ればすべては明らかになるし~?

【JAグループ京都】
再検査の結果はすべて国産で~
新潟県産コシヒカリも間違いなくコシヒカリBLだったわ~
偽装はないわね~
………








○2017年3月27日~28日
【京山】
一応同位体研究所とビジョンバイオにも産地判別検査と品種判別検査を依頼しましょう。
弁護士立会いの下サンプルを封入し、送付します。
【JAグループ京都】
ちなみに~
この結果もシロ、国産判定だったわ~







○2017年6月27日~
【農林水産省】
JAグループ京都系列、および京山への立ち入り検査の結果、外国産米の混入が疑われるような点は確認されませんでした。
【京山】
…これで私たちの潔白が証明されたんですわよね?
【農林水産省】
え~と…これはあくまで農水省の検査の結果でして…
某雑誌記事の情報の正誤とはまた別の問題です…
(相も変わらずのお役所発言ですわね…まぁ当然ですけども)
ヒャッハー見たか!
農林水産省の調査結果が白でも我々の記事の真実性が揺らぐことはないのだ!!!
え…?いつだったか「農林水産省の立ち入り検査で真実は明らかになる」みたいなこと言ってませんでしたか…?
おーそう言えばそうだっけ。
…じゃあ真実って何?
うるへー!
京山もJAも怪しいんだよ!
農水省の検査にも協力的じゃなかったし!
協力的じゃなかったって?
農水省の検査員を追い返したりしてたんだよ!
へぇ~そんなに何度も追い返したの?
3月17日に1回!!!
1回も追い返したんだよ!!!(日本語おかしい)
・・・
産地判別もDNAが一般的とかほざいてるんだぜ!?
同位体元素でしかわかんねぇっつーの!
JA流通の『新潟県(魚沼)産コシヒカリ』は『コシヒカリBL(IL)』なんですもの。
DNAで判別可能じゃなくて?
はぁ!?
コシヒカリを中国で生産してたら国産と区別つかねぇだろ!?
…中国でコシヒカリが栽培されてますの?
そもそもどうやって輸入…
はぁ?お前ら2014~2015年に中国産米の輸入無いとかほざいているけどなぁ財務相の貿易統計だと毎年中国産米の精米輸入してんじゃねぇか!?
私たちが勝手に言っているのではなくて農林水産省の情報ですけども?
それとその「輸入した精米」とやらはコシヒカリと混ぜられる短粒種ですの?
見た目が違う”中粒種”の中国産米なら確かに輸入してたわね~
でもコシヒカリと混ぜるには無理があるんじゃないかしら~?
うるへー!
お前ら言ってることが支離滅裂なんだよ!!!(支離滅裂)
(2017年7月10日)





○続いている

要約すると
①ダイヤモンド社の記者の調査によると、同位体研究所に依頼した『軽元素安定同位体検査』において、京山の販売しているコシヒカリには中国産米の混入や他府県産のコシヒカリを新潟県産と偽っている。と報道(とは呼びたくないが)。
JA京都もこの偽装にかかわっているのでは?と喚き散らした。
②京山及びJA京都は完全否定。
 ・JAの各種調査で中国産米は確認できず。
 ・JAが依頼した同一コシヒカリは『重元素安定同位体検査』他、各種再検査ではすべて国産判定、シロ。
 ・国の輸入実績でも近年中国産米の輸入実績はない。
 ・国の検査でも外国産米混入の形跡は無し。
等、一切産地偽装の証拠は出ず、もちろん京山もJA京都もより強く潔白を主張。
③ダイヤモンド社はあくまでも「中国産米が混入されているという記事の真実性は揺るがない」と強気(?)。

とはいえ
ダイヤモンド社の敗色は濃厚です。

〇抜本的な問題
 平然と”悪魔の証明”を求める事を認める世間
ダイヤモンド社の態度は一辺倒です。
偽装を指摘した当初の記事は正しい、だから京山は中国産米を混ぜていた、だから京山とJAは潔白を証明しろ

この”潔白を証明しろ”とはなんでしょう?
森友学園・加計学園問題でもひたすら野党とマスゴミが喚いていたこの”潔白を証明しろ”というフレーズ。

○○○○「そのような不正はしていない。調査の結果もそのような事実は認められなかった。」
マスゴミ「そんな答えでは納得できない。ちゃんと説明しろ。潔白を証明して見せろ。」
以下無限ループ

森友・加計でもテレビのコメンテーターやら野党から頻繁に聞いたこのフレーズ
「そんな答えでは納得できない」
は?馬鹿なんですか?

と言うか
いわゆるこれは無いことを証明しろという”悪魔の証明”というものです。
重箱の隅を突き続ければ、いつまでたっても永遠に”潔白”など証明されません。

まず米偽装問題という題には関係ないのですが
疑惑を提唱するなら、通常提唱した側がその疑惑を証明(証拠を提示)しなければなりません。
今回の件では、農協監査士、弁護士、行政を挟んだ検査を行い、かつ国の検査を受けて「偽装の疑いなし」となった京山にはこれ以上何かをする義務など一切ありません。

JAは結局身内だから偽装に協力して、調査でも隠蔽したんだろうって?
国の調査も結局強制力がないから隠蔽できたんだろうって?
過去にも偽装があったんだから疑わしいって?
だから京山は潔白を証明しろって?

というか酷いものになると「農協監査士」の事も調べずに「JAの関係者」とか言っている人までいる始末

こんな声があるようですが
どうか寝言は寝て言ってください


繰り返しますが”不正が無いことを証明しろ”などという”悪魔の証明”を相手に求めるのはあまりにもナンセンスです。
逆に”不正の証明”も出来ないのに、推測だけで相手を責めることが許されるのでしょうか?

警察で考えてみてください。
ある日突然「あなたが万引きした疑いがある。」と家に来て「潔白を証明しろ。できなければ逮捕する。」などということが許されますか?あり得ますか?
しかも
あなたが家中のものを提出して、過去のレシートもすべて見せて「このとおり、万引きしたものなどありません」と言っても、警察やあまつさえ周りの人間すらこう言うのです。
『そんな答えでは納得できない』
「そんな…どこに証拠があるんだ」
『偽装したんじゃないのか。無いことの証明にはなっていない』
「これ以上何をしろと言うのか」
あなたが何を言おうと、何をしようと無駄です。
前述したとおり、無いことの証明、つまり『悪魔の証明』は不可能です。
そしてとどめの一言がお決まりのこれです。
『とにかく、潔白を証明しろ』

まぁあり得ないですよね。
警察にしたって何かしらの証拠を携えて逮捕します(状況証拠+犯人の自供頼みという例外がないわけではないですが)。
それが法治国家で、それを否定したら法治国家は終わりです。

そうまさにこれは小学生のイジメ以下のおかしいこと…だとは当人たちは気付かないようです。
こんな異常事態が平然とまかり通っているのが悲しいかな現状…


ダイヤモンド社は、”疑惑は晴れない”と主張し続けるのであれば「京山が中国米の隠し在庫を持っていた」「検査で隠蔽工作をした」等の根拠となる新たな証拠を見つけて、提示しなければなりません。
無根拠に推測だけで「京山とJAは怪しい」と決めつけるなら、「週刊ダイヤモンドの記事は怪しい」と言われたら勿論ダイヤモンド社は「その通りだ!我々の記事も怪しい!」と、その主張を素直に受け入れるのでしょうね。(絶対にありえませんが)

〇根本的な誤解 知ってます? 
 キロ単価 中国産米=日本産米=約260円

…というかそもそも中国産米の短粒種の輸入実績が無いんですけどね!?

まず
「中国産米」=「超安い!」
この根本的な誤解が世間様にあるように思えますが…
だから「生産者が中国産米を買って混ぜたのでは」なんてトンデモ論まで飛び出す始末です。

週刊ダイヤモンドの記者もこの点を十分に理解したうえでこの記事を書いたのかが不明瞭です。(当初のダイヤモンドの記事内では”コメの偽装は手っ取り早く利益を上げられる麻薬のようなもの”と論じていますが、それには事故米等の食用米以外の輸入米の横流しが前提です。)

2013年に「イオンライス」という会社が中国産米を国産と偽って販売し、摘発されました。
この偽装事件は、これよりさらに前にイオングループに米を卸していた会社が中国産米を偽装・販売していたことが発覚し、中国産米への風当たりが強くなり、在庫処分に困って偽装に走ったとのこと…なんですが
この時「イオンライス」が偽装した中国産米の購入価格が250円/kgです。
同時期2012年の国産米は286円/kg、偽装を行った翌2013年産は247円/kgと逆転さえしてしまうような僅差です。
(で、イオンライスが偽装販売をしたのが2013年なので、中国産米を国産と偽装したことによる利ザヤ自体は皆無、というかむしろマイナスだったそうです。とは言えイオンライスは数年前から他にも国産米の産地偽装していたらしいので…擁護出来るものではありませんが)

じゃあ最近の2016年輸入分は?というと
中国産米  約250円/kg
滋賀県産米 約260円/kg
らしいですよ。

…ただでさえ印象の悪い中国産米を偽装に使って、利ザヤが10円/kg
1トン偽装して1万円?100トン偽装して100万円?
ってああ…混入率が6割なんだから利ザヤは6円/kgでしたすみません。
すばらしいですね。
”コメの偽装は手っ取り早く利益を上げられる麻薬のようなもの”ダイヤモンドどやぁ

…こんなんで偽装する気になるならドMもいいところです。
中国で生産されたコシヒカリを国の検査をすり抜けて密輸(かつそこそこの良食味を有しているその中国産米を他の一般中国産米より安く買い叩くのが大前提)して、伝票や工程管理表その他の書類を国の検査でもばれないレベルで偽装し、そんな苦労を積み重ねた上でたった3~6割だけ中国産米を混ぜてわずかな利ザヤを得る…何のためにこんなことを?

どうせ事故米を混入したんだろ!
→証拠もないこういった憶測は無視に限ります。



ああちなみに
ダイヤモンド社は「我々の調査によると中国米との価格差が10円/kgというのはありえない」とか言ってるらしいですが、当然何も根拠は示していません。
相手に対してはさんざん証明しろ証拠を示せというくせに、これもまた無責任なマスゴミの姿の典型ですね。



中国で市販されている食用米は日本円に換算して160~240円/kgぐらいだそうです。
輸送費が13円/kgぐらいだそうですので、食味を保ちつつ偽装するなら価格帯はやはりこの周辺になりますよね。
最大で利ザヤが100円/kg?(密輸、ブレンドの手間等の経費は無視)
これで100トン偽装すれば1,000万円の儲けか…じゃなくてその六割ですね。

ただしSBS米に関しては調整金の偽装も過去に無かったわけではないので、もっと利ザヤを生める可能性はあります。
…というかそもそも中国産米の短粒種の輸入実績が無いんですけどね?

輸入実績があればSBS米の調整費等の各種費用をごまかしていた事件自体は過去にもあったので、利ザヤも多く得ることが出来るのですが

中国産米の短粒種の輸入実績は無いので、これをどう覆す?


まだまだ問題・検討事項は多いですね。
それはまた後日。
うーん…
どうしました?つや姫。
高飛車お嬢様なコシヒカリBLが京山役って…
なんか印象悪くならないかな?
ちょっとそれはどういう意味ですのよ!?











〇続いた

裁判の結果やいかに?





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