2017年8月18日金曜日

山形112号~雪若丸~ 【特徴・育成経過・系譜図・各種情報】

地方系統名
 『山形112号』
品種名
 『雪若丸』
育成年
 『平成28年(西暦2016年)? 山形県総研センター庄内』
交配組合せ
 『山形80号×山形90号』
主要生産地
 『山形県』(予定)
分類
 『粳米』
雪若丸「山形県の新しい主力として、邁進します。」

山形県が先陣つや姫に続いてつがえた第二の矢、山形112号『雪若丸』の擬人化です。
当初のデザインからはだいぶ変わりました…

※平成29年8月現在、詳細な育種論文が閲覧できていないのでまだ少しもやっと感が…
雪のように輝く白い粒、あっさりとした上品な味わいで、しっかりとした粒感と粘りは新食感。(しかし、「新食感」が過ぎたのか、平成28年度の日本穀物検定食味ランキングに参考品種として参加したものの『特A』獲得には至りませんでした…デビューに少し影を落とす結果に…→しかし平成29年度に特A獲得!)
近年は低アミロース寄りの新品種が多い中、珍しくアミロース含有率は『はえぬき』より少し高めの21%となってます。
たんぱく質含有率は6.6%程度です。


平成15年(2003年)に母本『山形80号』、父本『山形90号』として人工交配を行い、その後代から育成されたのがこの山形112号です(旧系統名『庄4073』)。

名称公募では16,056件の応募があり、さらに選抜された7点の名称候補の中から県民投票及び委員会での検討により平成29年(2017年)2月16日に名称が『雪若丸』となります。(県民投票や首都圏でのアンケート結果では得票数第1位が『雪の瞳』(4,293票)第2位が『雪若丸』(3,106票)であったが、『つや姫』との姉弟作戦及び雪国・山形の男性的な名称をということから、委員会の決定により『雪若丸』となった。)

山形県主力品種である「はえぬき」とほぼ同等の熟期、耐倒伏性があり、いもち病抵抗性はやや優る。収量も「はえぬき」とほぼ同等ですが、玄米千粒重は優ります(粒が大きい)。
この『雪若丸』も『つや姫』と同じく耐冷性は「中」、先代主力の『はえぬき』に比べれば耐冷性に重きを置かず、昨今問題になっている高温障害への耐性に優れています。

平成29年度現在の情報によれば、狙う価格帯はつや姫とはえぬきの中間とのこと。
生かさず殺さず、難しい舵取りが要求されそうです。


まずはその行く先に幸あれ。

山形112号『雪若丸』系譜図



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