2017年5月13日土曜日

お米擬人化アニメ~ラブ米~ 各話解説(?)

放送前の情報より推察等

米っ娘によるラブ米!←嘘

もう書くまでもないとは思うが
お米を擬人化したアニメ、『ラブ米-WE LOVE RICE-』が始まってます。
ガチなのかネタなのか不明な設定が多くありますが、各話の解説を、私の知っている限りの範囲で解説…というより推察していきます。

(ちゃんとした)詳しいあらすじは公式HP見られるとよいデス→『ラブ米』公式HP


◎第一膳『新米生徒は粒ぞろい?』
~あらすじ~主人公たちが稲穂学園に入学早々廃校を告げられます。

×ナレーション『21世紀の日本、減反政策、そして食の多様化によりお米人気は危機に…』
 →減反政策のせいで米の人気が下がったわけじゃないんですけど!?
  いきなり嘘…農水省とタイアップしてこれ!?
  減反政策は過剰な米生産の抑制とそれによる米の価格維持が目的です。
  『米の人気下落で需要減』→『減反強化』なのであって、減反政策のせいで
  米の人気が下がるわけでは…ないはずなんだけどなぁ…
  
×ナレーション『稲穂学園は作付面積の増加、およびお米のポピュラリティ化の為に…』
 →減反政策中の今でも米価下落に歯止めがかからないっていうのに、稲穂学園は
  さらに作付面積を増加させて米価を下落させるつもりのようです。
  こりゃ廃校になって当然ですわ。
(補助金が減って廃校になるとの話は2018年に予定されている減反政策廃止のことなのかとは思いつつもそれにしては時系列が滅茶苦茶ですよねぇ…にこまるにしたって2005年デビューなのに?)
 
×そもそも(前回も突っ込んだが)ヒノヒカリとにこまる、さらにササニシキまでも同級生と言うところに強烈な違和感。↓前と同じ2017年現在年齢表
 …っていうかコシヒカリ先輩今でもバリバリ現役ですけど!?

・大先輩(卒業生)
コシヒカリ【1956年生まれ】61歳

・新入生’s(設定15歳)
ヒノヒカリ【1989年生まれ】28歳
にこまる【2005年生まれ】12歳←?
あきたこまち【1984年生まれ】33歳
ひとめぼれ【1991年生まれ】26歳
ササニシキ【1963年生まれ】54歳←!?

・校長(若い)
森のくまさん【1996年生まれ】21歳


◎第二膳『ニコニコ笑顔じゃいられない』
~あらすじ~主人公がユニット結成の勧誘をことごとく断られます。

×冒頭、ヒノヒカリとにこまるがくっそ古いテレビ見てますが、にこまるそんなに歳食ってないよ!?(上年齢表参照)

×にこまる困る~…ちなみに『にこまる』の名前の由来はなんやかんや紹介されていますが、『にこまる』の地方系統名である『西海250号』より『2(に)』『5(こ)』『0(まる)』ともされてます。農林番号しか出さないラブ米ではわかりにくいですね。

×『あきたこまち』と『にこまる』が女装ユニット
 →知るか
  あきたこまちはまぁわかる…わかるんですが…
  にこまるはわかりませんわ
  声優さんの都合?
 
◎第三膳『普通の田植えはもうあきた』
~あらすじ~女装やめました+ストーカーが出現しました

×あきたこまちには親が居なくて施設で育ったそうです。
→う~ん…あきたこまちは確かに福井農試で交配が行われたF2から秋田農試が選抜した結果生まれた品種、交配から選抜、固定まで同じ農業試験場で行われた品種ではありませんけども…
親ははっきりわかってますし?秋田農試だって福井農試と同じ立派な農業試験場で『施設』なんて表現するモノでも無い気がしますし?
親が不明って言ったら『いのちの壱』とか『みどり豊』とか『イセヒカリ』とかの方が適切だよなぁ…とか思ったり。
これらの品種はすべてコシヒカリからの自然突然変異株とされてはいますが結局のところ突然変異なのか自然交配なのか、そもそもの由来は何なのかわからないようです。
しかし経過は兎も角、結果として優秀な品種が生まれているということに変わりはありません。

◎第四膳『そんなお前にひとめぼれ』
~あらすじ~稲穂学園の新入生には校長と同い年の妹がいるらしい+続ストーカー

×ひとめぼれの妹(という設定)のまなむすめ登場
 →まなむすめはひとめぼれの子品種です。
  校長よりも一歳年下です。
  にこまるより年上です。

・校長(若い)
森のくまさん【1996年生まれ】21歳

・ひとめぼれの妹(幼稚園児らしい)
まなむすめ【1997年生まれ】20歳

×ひとめぼれは寒さ(ギャグ)に強い
 →ひとめぼれの極強ともいわれる耐冷性にスポットを当てた様子。
  だったらはえぬき出せや!!
  西日本中心のヒノヒカリやにこまるには耐冷性ってそんなに重要じゃないのがなぁ…
  それと今のトレンドは寒さよりも暑さに強いお米です。
  
×あきたこまち「私は寒さに強い方ですが…」
 →あきたこまちの耐冷性は『中』…そんなに強くない…
  でも何度でも言いますが
  今のトレンドは寒さに強い米よりも暑さ(略)

◎第五膳『故郷に錦を飾るのだ』
~あらすじ~ストーカー捕まえました。

×ササニシキは冷害のせいで衰退したようです。
 →ササニシキは平成5年の大冷害が原因で衰退したかのように言う風潮が強いのですが…
  それもまた事実ではあるのですが…
  結局のところササニシキが衰退したのは
  ・無理な作付け拡大による食味の低下
  ・そして食味そのものがコシヒカリ系統を好むようになっていった時代の変化
  ・倒伏しやすく、病気にも弱く、耐冷性も低いという栽培の難しさ。
  これらが複合的に重なったためです。
  適作適地で作られたササニシキはまだまだ大人気です。

×ササニシキは幻の米に…
 →なってません。
  「ササニシキの作付面積はほぼなくなった」こんな嘘をネット上ですと
   時たま見かけるのですが平成27年度検査数量ランキング見てください。
   ササニシキが幻だったらそれより下位の品種はなんなんでしょう?

×で…ササニシキの作付の多くを奪ったひとめぼれに対してノーリアクション
 →まぁこんなところギスギスさせてもしようがないか…あ、そうか
  二人の仲が悪いのはこの設定を反映してるわけ?
  でもなぁ…宮城県同郷の二人が仲悪いって…

◎第六膳『それゆけイーストキング』
~あらすじ~愛と勇気だけが友達さ

アンパンマンの主題歌に託された特攻隊に対する想い…があるとかないとか。
は?イーストキング?
パンがメインの話なんざどうでもいいわ

◎第七膳『六つ子さん』
~あらすじ~コシヒカリBL登場

まだ見てないんですけどコシヒカリが六人もいるらしい。
これってコシヒカリBL(IL)ってことなんじゃないのかなぁ…
→と思ってたらやはりコシヒカリBL登場

×冒頭、おにぎりは売れ残り、パンは売り切れ?
→変な誤解だけを与えかねない表現で、正確ではないように思えるのだが…
 米の消費量が減っているというのは日常家庭での食の変化が主です。
 時短の世の中、炊飯する時間すら減らす傾向になったり、食事のタイミングが家族バラバラになったりで、ごはん食よりもパン食の方が便利、この点も大きいのです。
 だからコメを扱う飲食店が衰退したり、コンビニからおにぎりが消えたりはしてませんよね?
 世の中全体でごはんの調理にかける時間が減って、代わりにパン食が増えたのであって『ごはんは不味いから美味しいパンを食べたい!』ってばかりではないはずです。
 おにぎりとパンが並んでいて、おにぎりだけ一方的に残るって…無いなぁ…

×コシヒカリBL達のいるライブハウス(?)の看板…誤字ありますけど!?ガチで間違いなのか?ネタなのか?(ネタにしても意味わからん)
 ×【アニメ中】『Blast Resistans Lines』
 ○【正解】   『Blast Resistance Lines』
  なぁにが農林水産省とタイアップだばかやろー
 こういう擬人化ってさ…せめて知識面はもう少しまともにさ…出来ないのかな…
 まぁ…他人のこと言えないんですけども…

×『カビの一種であるイネいもち病菌をまったく受け付けないわぁ』
このBL(ボーイズラブ)推しのほうが全く受け付けられないわ
 冗談はさておき
 こちらも非常に語弊のある表現。
 コシヒカリBLにせよ他のBL品種群にせよ、いもち病菌を全く受け付けないわけではない
 抵抗性はいもち病の発生率を抑制するのであって完全に受け付けない品種などあり得ない(…と言うのも正確ではないが、一時的に罹病しないような品種・遺伝子を導入しても、時間の経過とともにどうしてもその抵抗性に耐性を持つ菌が発生するのだから、マルチラインなり、薬剤防除等の栽培上の対策は欠かせない)
 時に新潟コシヒカリIL(コシヒカリBL4種)は異なる抵抗性を持つ品種を混合栽培することで、いもち病への罹病率やいもち病菌の耐性獲得を下げているのだ。
 もう一度言おう。『全く受け付けない』これは非常に語弊がある。

×コシヒカリBL1号~コシヒカリBL6号、計6名?
→まぁ…コシヒカリBL1号から6号までは確かにあるんですけども…
 5号と6号は結局日の目を見てないんですよね…
 銘柄設定されてはいましたがコシヒカリILとして作付はされていない…はず?
 ちなみに平成28年現在で指定されているのは1号~4号、10号、11号、13号です。

×ササニシキ『これがBL(ボーイズラブ?)…』
 にこまる『僕たちの知らない世界だね』
→ササニシキBLは無かったことに!?
 ちなみにヒノヒカリだってBLはありますよ。
 銘柄指定等はありませんが…

◎第八膳『腰が光ってSay Mine!』
~あらすじ~コシヒカリ登場

×脱穀と精米(聖米らしい?)とやらの言葉が出てきましたけども…
 大先輩であり大スターであるコシヒカリ先輩は精米(聖米)が使えるらしい。
 だからコシヒカリの改良品種であるコシヒカリBLも少しは精米が使える…と言う設定に違和感アリ。
 コシヒカリBLがまるでコシヒカリより劣るかのような発言。
 コシヒカリBLはいもち病抵抗性以外はコシヒカリと同等の品種で、むしろコシヒカリより優れた品種と言っても良い…はず。
 無論諸説ありますが。


今回はセリフか個人的にツボでした。

熱くなりすぎだ…(略)チャーハンか!
ノー!林水産省!!
無理はする米(まい)ッ!

◎第九膳『パンはパンでも食えないパン』
~あらすじ~もうハーベストショーってなんなのさ

またパン野郎が主役の話でした。
特に言うことなし。

しかし本当にもうハーベストショーは何がすごくて何がダメなんだかさっぱりわからん…


◎第十膳『犯人はコロ姐』
~あらすじ~コメ騒動を起こすらしい&幼女誘拐

×ヒノヒカリには病弱な兄貴がいたらしい
 う~ん…
 南海102号の兄貴ってなんでしょう?
 片親のコシヒカリ繋がりにするともはや候補者が無限になってしまうし
 もう片親の黄金晴繋がり…で探していいのか(にしてもぞんざいな)
 系統番号『南海』の番号の若い方を…探すべきなのか(にしてもぞんざいな)
 なんだかな…
 いままでおやじギャグ程度の低レベルかつ雑な米ネタしかしていないこのラブ米、特に意味はないのかもしれません…
 農林水産省とのタイアップとはいったい何だったのか…

※稲品種データベースが復活したのでヒノヒカリの病弱な兄貴とやらを探してみましたが、これと言ったものは…
同じ宮崎総農試、親の黄金晴繋がり(父本ですが)、ですと南海109号『ヒノクニオトメ』という品種がありました。ただし耐病性はヒノヒカリと大差無いようですが…
南海102号ヒノヒカリの弟にあたりますが…まぁにこまるとヒノヒカリが同じ時期に農業試験場に居るような描画をしてるガバガバ設定のラブ米ですしねぇ…数字が大きい=兄貴みたいな短絡的な設定はありそう…

◎第十一膳『やっと出たちんこ坊主』
~あらすじ~もう米擬人化の必要性皆無だろこれ

アンパンマンのパクリネタに終始オマージュだけ。
実につまらん。
米擬人化アニメとはいったい何だったのか…

期待していたようなディープなネタは今のところ皆無。
誤解を招く表現やら間違った表現やらが目立っている印象。
ここから巻き返しがあるのかなぁ…
期待薄。

◎第十二膳『二期へ浪漫飛行』
~あらすじ~もうどうでもいいっすわ

はぁ…米擬人化とはいったい何だったのか…

せっかく今、日本各地で新品種が台頭を始めているっていうのに
失礼だけどもコシヒカリ、ヒノヒカリ、あきたこまちにひとめぼれ…既往の品種をメインにしてもまったく面白みがない(というより尺の問題があるのは理解しているつもりだが、そもそもアニメの中で米本来の中身を全く掘り下げていない…)
せめてつや姫、ゆめぴりかのような新進気鋭の米を取り上げてほしかった
そういうのを期待していた
はぁ…いやなんですかね
一般の方にはあれで十分なんですかね…
はぁ…

ラーメンってなんだよ…


◎まとめ◎
がっかりだわ



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