2000年8月8日火曜日

福井県の新品種 越南291号『いちほまれ』 育種・宣伝・食味・特徴等過去ログ




○品種名?商標名?(2017.8時点)

『いちほまれ』に限った問題ではありませんが、後述するようにネットで検索できる各種(新聞)記事には時折「えっ?」という誤記・誤表現があります。
『福井県の新品種名称決定「いちほまれ」。品種名は「越南291号」』
これはマジなのか、勘違いなのか。(勘違いであれば仮にも記事を書くのが専門のブンヤさん、少しは勉強してほしいものだが…)
私は品種名が「いちほまれ」に決まったものだと思っている…が…?
因みに
『山形95号』と『東北194号』は夫々地方系統名がそのまま品種名。
売り出すときの商品名は別途存在する。
山形95号…『夢まどか』『雪きらり』『ひだまり』『星ひめ』
東北194号…『ささ結』『いくよちゃん』
これであれば名称『○○○』、品種名は『◇◇◎◎号』と言う表現は正しい。
でも普通高級ブランド化を目指す品種が名称(商標)・品種名別々なんてあるのかなぁ…
→ありませんでした。

○20万品種から選抜?育種期間6年?嘘だしょ?(2017.10時点)

さらに
どこの新聞にもウィキペディアにも『20万種から選抜』の文字が乱立。(『20万品種から』という勘違いさんは放っておきましょう)
…うーん…
wikiによれば初っ端から『20万種より12,000種へ選抜』、後5年間毎年選抜を行っていることになっているが…F1の交配、品種の固定はいつ行った?
え?
本当にいきなり20万種から選抜したの?
そんなにたくさんどこから候補株持ってきたわけ?
え?え?え?まさか現代で分離育種法が使える品種があったのか!?
えーと…wikiによると…?
高温耐性の遺伝子をDNAマーカーで判別する技術を活用して20万種の中から…いやだからその20万種(株?)は一体どこから降って湧いて出たし!?森のくまさんの記事以来、wikiが全く信用できん…)
通常育種は交配した後の種子(F1)、せいぜい100種程度から…集団育種法であれば世代促進後のF5~6、系統育種法ならF2から、選抜していくもの…だと私は思っていた。
毎年選抜しているのが本当だとすると系統育種法に大別されるように思えるが、それにしても最初から20万もの系統がどこから降って湧いて出たのか…そもそも公表されているような『6年』と言う育種期間が誤りのようにも思えるのだが…→やはり福井県の大嘘でした(H29.10.12確認)
消費者が気にするようなことでも問題にするようなことでもないので良いという認識なのか、『20万の中から選ばれた!』というこれまた曖昧で無根拠な『凄いイメージ』を植え付けたいのかわからないが、なんとも謎である。


と思ったら…


農水省のページにちゃんと育種経緯が書いてありました。
『20万種』はやっぱりちゃんと世代促進が終わった個体だそうです。
ですよね
そりゃ当然だ。
『遺伝子マーカーによる選抜を行いました~』宣伝は良いのですが、交雑育種法に変わりはないのだから、『育種目標』にあてはまる『親品種』があり、交雑によって多種多様な個体が発生してこそ選抜できるはず。
多種多様な集団がないのに遺伝子マーカー技術を選抜に活用…出来るわけないのでは?
初期の段階をすっ飛ばして『20万種から選抜!』と宣伝。
というか通常の「育種期間」はその初期の親の交配から数えるはずですが、なぜか福井県は「いちほまれ」の育種期間をこの世代促進が終わった集団からの選抜開始から数えてます…無知なんだか確信犯なんだか…
なんだか汚いなぁ…(管理人の偏見)
…すみません
われらがつや姫も『10万分の1の奇跡』なんて謳ってました。


いつになったら交配組み合わせ発表になるんだよ!!!(H29.9.15)
→なりました(H29.10.12)


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ちなみに
新潟県の新品種『新之助』のウィキペディア記事内にはなぜかこの越南291号『いちほまれ』の記載があります。
『新之助』の記事なのになぜか『『いちほまれ』は食味官能評価値が0.7で高い』…との表記。
繰り返しますがこれ、新潟県の『新之助』の記事内ですよ?
私が邪推しているだけで単純に北信越地方で関連のある新潟県と福井県だから併記してあるだけなんでしょうね…ええ、きっとそうなんですよ…
『いちほまれ』のウィキペディア記事内には『新之助』を称える表記はありませんがね(H29.5.1現在)
なんだか黒い意志を感じます…
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→wikiから私が消しました。


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②「『富山67号』を母に」が抜けたのか?
 もしくは父本が『てんこもり』『イクヒカリ』の二種で様々な交配を行ったという事なのか…な?
 一つの交配だけで候補株20万というのも少し多すぎる気がするので(新潟県の『新之助』は500組の交配で20万の候補株)それはそれでありそうな話…う~ん?でも普通多様な系統を試すんじゃないのか…なぁ…?
 →eco-farmerさんから追加情報頂きました。ありがとうございます。
  少なくとも富山67号『てんこもり』が母本、越南176号『イクヒカリ』が父本で良いようです。
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→時間たったので消しました。
 日本育種学会での資料に対するツッコミ

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